インナー・ティーチャー

練習しても練習してもうまくいかない。
本番でいつも失敗してしまう。
私には才能がない・・・人生ってこんなもの。
でもそれは、自分で自分の邪魔をしているから。

自分でそれを取り除けます。
他人には取り除くことができません。
長年、邪魔し続けて、邪魔するプロフェッショナルになっている。

取り除くには時間がかかるけど、
地道に
「どこが楽かな?」
を唱え続けると、必ず
インナー・ティーチャーが現れます。
内なる先生。動きをつかさどる神経システム。

アレクサンダーだけではなく、
古来、武道家が奥義を極めるために、修行者が悟りを開くために
様々なやり方で探究してきました。
アスリートや俳優、演奏家も
よりよいパフォーマンスを目指す人は、
インナー・ティーチャーを呼び覚まします。

一所懸命練習してもうまくいかないのは、
自分で自分の邪魔をしているのに気づかずに
もっとよく動かそうと努力しすぎているから。
「どこが楽かな?」
「どこが楽かな?」
と唱えたら、動きはインナー・ティーチャーにお任せする。
考えすぎたり、計算したりしないで、インナー・ティーチャーに譲る。
そうすると音楽的でクリエイティブなアイデアさえ浮かんできます。
時空を超えてバッハやベートーヴェンと直接つながれるかも。