プライマル・アレクサンダーを学んで8年

プライマル・アレクサンダーを学んで8年。最近手ごたえを感じています。

6月末に4人で開催したコンサート。自分たちで主催するのは初めてという人が多かったので、会場練習を2か月前から3回もやりました。みんな2か月前からすごく気合が入っている一方で、私はなかなかエンジンがかかりませんでした。今振り返ってみると、自分の中の内なる先生が、力配分を考えていたようです。本番当日にピークが来るように。ピークといっても、会場の雰囲気を味わいながら、割と普通に弾いた感じ。やった~!という達成感もそれほどなく・・・

伴奏もいままでは計算して、歌のラインがこうだから、ピアノはこう支えて、ここは盛り上げていく、などだったけど。本番数日前から、そうだ歌に歌わせよう、伴奏はそれと共に。

それ以来、かなり苦労して努力して弾いていた伴奏曲が、全体がつかめるようになりました。

この8年やったことは、毎日ミオ先生が開発したエチュードをやったこと。

「どこが楽かな?」

「どこが楽かな?」

「どこが楽かな?」

「どこが楽かな?」

ピアノが上手になりたい一心で。ここぞという本番で聴き人たちに音楽を届けられるようになりたい。毎日エチュードを少しづつ積み重ねていくのはピアニストにとっては得意技です。ピアノ練習時にもできるだけ「楽?」を訊きながら。3EQsは難しいので、すぐEASEを見失うので、一音一音「楽?」と訊いたり、Dropping、Throwing、Bowingなどを駆使して。(3EQs、Dropping、Throwing、Bowingについては、次のブログで説明しますね。)「楽?」と訊いて浮かんできたアイデアを何でも試しました。直感を信じて。これは内なる先生のささやきかも・・・

8年続けて自信がつきました。音楽が本当に好きだって胸を張って堂々と言えます。