2020年1月13日
2020年2月25日
エチュードの紹介
練習しても練習しても、なかなかうまくならない……
うちで一人で弾いていると結構いい線行ってるのに、本番になると失敗してしまう……
それらの対処方法としては、今までと同じやり方ではなく全く違う方法、うちで一人で弾いているときも、舞台の上でも、自分の外から自分を眺める、客観視する、弾いていると同時に観客席から聴けるようになるといい。
そんな方法あるの?……それがプライマル・アレクサンダーです。
「サイクル (TheCycle)」という土台となるPA(プライマル・アレクサンダー)エチュードを紹介します。
(ピアノと仲良くなるためにピアノのエチュードをやるように、自分と仲良くなるためPAエチュードをやります。座禅や瞑想と同じ効果が期待できます。)
どこが楽かな?
Where else do I seem a bit easy?
と繰り返し自分に訊きます。答えは無理に探さなくても大丈夫。無邪気に、何も期待せずに訊きましょう。
左手の親指を右手で軽く握って4回、「どこが楽かな?」、そして
左手の人差し指、中指、薬指、小指を握りながらそれぞれ4回ずつ「どこが楽かな?」
右手の親指を左手で握って、人差し指、中指、薬指、小指とそれぞれ4回ずつ。
全部で40回、「どこが楽かな?」と訊くことになります。
それを朝と晩に行います。
毎日、朝晩繰り返していくと、少しずつ変化が現れてきます。
例えば、自分の緊張に気づきやすくなる。自分で自分の邪魔をしていることに気づく。
あなたがピアノの先生であれば、生徒さんの緊張・邪魔に気づきやすくなり、なぜうまくいかないのか、何が緊張・邪魔を引き起こすのかがわかるようになっていきます。